- コインニール部は編集者の管理のもと、独自に定めた編集ポリシーに基づき記事を制作しています。また本記事では金融庁や消費者庁、日本暗号資産取引業協会の情報を把握したうえで、読者にとって関心が高いと独自判断した内容を掲載しています。
COINEAL、DeFiウォレットのKOMPASSとNFTオークションプラットフォームにおける提携を発表
韓国メディアを中心に海外では4月6日からプレスリリースが出ている内容です。
コインニール(COINEAL)とKOMPASSがNFTプラットフォームでCNVを活用するためのMOUを締結しました。
4月21日にサービスが開始されるとのこと。
本記事は、コインニール部のCOINEALとKOMPASSの提携発表に関する内容です。
Wooさんがもうすぐ発表できるって言ってた提携ってKOMPASSだったのね。
韓国を中心にグローバルではプレスリリースが出ていますが、日本ではまだ出てないようデス また怒られるんじゃないデス? しかも知ったかぶりは良くないですヨ
あんた、バカ~!細かいこと言ってんじゃないわよ
コインニール、KOMPASS財団との提携を発表
Coineal(コインニール)取引所がDeFiウォレットのKompass(コンパス)財団とMOU調印を行った様子がプレスリリースされました。MOUとは基本合意書のことです。Kompass(コンパス)は、NFTオークションプラットフォームのKompass Market(コンパス・マーケット)をサービス展開しており、そのなかでCNVが活用されるとのことです。
正確には、「Kompass Wallet」が3月26日にリニューアルと名称変更を行い「Kompass Market」として生まれ変わったそうです。単なる仮想通貨ウォレットではなく、C to C取引ができるサービスとして機能の充実化と、安全面のエスクロー(第3者預託)システムが実装されてるようです。
Kompass Market(コンパス・マーケット)は、NFTオークションプラットフォームであり、P2P(個人間の相対取引)の取引所です。
4月6日以降に韓国メディアを中心にプレスリリースが出ていましたが、筆者は11日の朝に気付きましたので、遅いネタになります。もちろんKOMPASS公式サイトにも既に掲載されており、以下のボタンより確認することができます。
Kompass Marketにて コインニール CNVトークンが採用され、手数料の支払いに活用されます。これにより約500憶ウォン程度の流動性が新たに供給されると見込まれると記載されています。1ウォンは0.098円ほどですから、日本円にして49億円の流動性確保が期待できるそうです。
なお、KOMPASS財団は、ユーザーが保有するNFTトークンを不動産投資に活用できるような構想もあるそうです。サイトにはREITの記載があるので、厳密には、不動産投資ではなくリート(不動産投資信託)かもしれませんが、日本語のプレスリリースではないし、そこまで読み解くことはできませんでした。
両社のシナジーがどのように生まれ、また我々CNV投資家にとって、どのような影響がでるのか、Woo代表から詳細発表が程なくあることでしょう。おそらく4月13日のZoomセミナーで直接言及されるのではと思われます。
MOUとはMemorandum of Understandingの略で、M&A取引を検討している当事者が、取引における了解事項を確認し、基本合意文書を締結することです。デューデリジェンスを行う前の基本合意書ですね。
調印式は、コインニールのマーケティング統括とコンパスの財団理事により執り行われました。
KOMPASSとはDeFiウォレットサービス
KOMPASS is the world’s first community-based De-Fi wallet.
— KOMPASS (@kompasswallet) September 8, 2020
If you want to know more about us, click on the link.https://t.co/rNmrlnqATD
KOMPASSとは、どういうプロジェクトなのでしょうか?公式ミディアムには、以下の記述があります。
2009年にブロックチェーンに基づく最初の暗号通貨であるビットコインの登場以来、何千ものコインが絶えず生産され、消滅してきました。その過程で、詐欺などの問題が発生し、投資家の投資が困難になっています。
これらの問題を解決するために、世界はAIとビッグデータを使用したインテリジェントで専門的で個別化された投資金融技術に関連するサービスを提供するスマート金融技術に注目しています。
KOMPASSは 、ユーザーにより良い投資体験を提供するスマート投資コンセプトにコミュニティベースのDe-Fiウォレットを追加することにより、真の分散型デジタル資産ネットワークサービスになることを目指しています。
KOMPASSの公式ミディアム
私は初めて目にしますが、Kompass(KOMP)という仮想通貨を出しているようです。コインゲッコーの該当ページはこちらです。
プレスリリース掲載メディア
COINEAL(コインニール)とKOMPASSの提携(基本合意)に関するプレスリリースはどのようなメディアで掲載されたのでしょうか? ほとんどが韓国メディアでの紹介でしたが、英語圏のメディアでも2つほど確認できました。
- TOKENPOST – Kompass Partners With Coinneal To Expand NFT Services
- WISEBITCOIN – Kompass Partners With Coinneal To Expand NFT Services
- msnニュース韓国
- The Public
- dailian
- Blockchain Valley
- Korea Daily
- BitWide
6回目のエヴァンゲリオンを梅田で観て急いで帰ってきて更新しました。
特にBitWideには、コインニールのマーケティング統括とコンパスの財団理事のコメントがそれぞれ紹介されており、両社の事業シナジーに対する期待について触れることが出来るので、翻訳して読まれることをお薦めします。
P.S. やはり海外でも「Coinneal」と書き間違われるケースが後を絶たないようです。正しくはnは1つだけ。