- コインニール部は編集者の管理のもと、独自に定めた編集ポリシーに基づき記事を制作しています。また本記事では金融庁や消費者庁、日本暗号資産取引業協会の情報を把握したうえで、読者にとって関心が高いと独自判断した内容を掲載しています。
ファンタジー三国(Fantasy3K) | COINEAL、ゲームで稼げるP2Eプロジェクトの開発進捗を公開
ファンタジー三国(Fantasy3K)の開発情報を公開
仮想通貨取引所を運営するCOINEAL(コインニール)は10月21日、同社が開発を進めるブロックチェーンゲーム『ファンタジー三国(Fantasy3K)』のプロジェクト内容を公開しました。
本作は、ブロックチェーンおよび仮想通貨のユースケースとして世界的に注目を集めるP2E(Play to Earn、稼げるクリプトゲーム)のジャンルに属します。
コインニールのP2Eタイトル第1弾は、三国志を舞台にした『ファンタジー三国(Fantasy3K)』
開発リソースは、同社オーナーでテンセント出身のAaron氏が人脈を使ってアサインした開発スタッフが担当することから、高いゲーム性が期待されます。
公式発表では、「COINEALとのパートナーシップを結んだゲーム専門会社」とされています。
10月21日に開催されたウェビナーにてデモンストレーション映像が配信されました。
ファンタジー三国(Fantasy3K)デモ動画
- 30秒のデモンストレーション動画です。自動再生されない場合は、再生ボタンを押してください。
三国志をテーマにしたカード型RPG
新たに作られるCNVメインチェーン上で稼働する予定です。
CNVホルダーを対象にゲーム関連イベントの開催が予定されています。
三国志は、蜀国、魏国、呉国の三国時代を舞台に壮大なスペクタルが繰り広げれらます。
登場キャラクターは、劉備(りゅうび)、诸葛亮(しょかつりょう)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)、趙雲(ちょううん)、黄忠(こうちゅう)、曹操(そうそう)、孫権(そんけん)、周瑜(しゅうゆ)などお馴染みの武将が登場することでしょう。
多くのクリプト愛好家に支持されるエアドロップイベントも予定されているとのことで、期待が高まります。
ゲームで稼ぐP2E、GameFiとは?
GameFiは、GameとDeFiの合成語で、ブロックチェーン基盤のゲームに金融システムを複合させた要素です。Play to Earnというカテゴリが確立されており、CoinMarketCapでもPlay to Earnのプロジェクト一覧を確認することができます。
ブロックチェーン基盤のゲームアイテムはNFT化されたもので、それ自体が売買取引でき、ゲームをしながらDeFi概念のファーミングのようにゲーム内でマイニングして稼ぐ仕組みです。
なお、関連予備知識として、テンセントは売上高で世界最大級のゲーム会社といった印象が強いようですが、Epic Games、マーベラス、プラチナゲームズ、Warner Music Group、Universal Music Group、楽天など200社近い企業に出資しており、投資会社として市場支配が進んでいます。
ゲームをしない投資家には無縁のプロジェクト?
ゲームをしなくても収益化できます。ゲームアイテムであるNFTを貸し出して、借りたユーザーが遊んで稼いだ収益をレベニューシェア(収益分配)することができます(※)。単に小遣い稼ぎコンテンツということではなく、経済圏が出来るほどのスケーラビリティのある分野です。
- NFTスカラーシップ制度:Play to Earnゲームにおいて、NFT保有者がプレイヤーにNFTを貸し出し、ゲームプレイで得た利益を双方でシェアする仕組みです。
ファンタジー三国(Fantasy3K)のゲーム基盤
本ブロックチェーンゲームは、Coineal社が開発中の(仮称)CNVメインチェーンが基盤となります。
(仮称)CNVメインチェーンは、ポリゴン(Polygon)が採用しているイーサリアム(ETH)ブロックチェーンのレイヤー2ソリューションのサイドチェーンとして開発中です。
サイドチェーンという概念は、複数のブロックチェーン間で仮想通貨などのやり取りを双方向で行い、様々な機能をブロックチェーンに追加する技術のことです。
サイドチェーンを用いることで、送金手数料の軽減・ブロック承認の時間短縮・スマートコントラクトなどの機能追加といった機能拡張が容易になるメリットがあります。
・・・。
つまり、どういうこと?
ガス代が安く、処理能力も高いということデス
そして、現行のCNVトークンは、一連のリブランディングにより「取引所トークンからプロジェクトのプラットフォームトークンへ」と変化を遂げることになります。
CNVトークンは廃止となり、1:1の交換レートでスワップされます。ステーキング分、現物保有分ともに同レートです。現在ステーキングのものは、自動的にスワップされ、ステーキング継続になります。
プロジェクトトークンともいえるわね。他取引所にも上場できるやん♪
ユーザーの集めやすさ、マーケティング難易度の変化は体感して驚くことでショウ
皆さん、お気づきのとおり、 GameFi第1弾の『ファンタジー三国(Fantasy3K)』が成功すると、エコシステムで他のプロジェクトがこぞってメインチェーンを採用することになります。大雑把には、ポリゴンやソラナ、アバランチのエコシステムに近しいイメージが持てるかもしれませんね。
今後の予定ですが、年末年始にメインチェーンが公開され、春にDEXが公開されるといったスケジュールになるようですが、開発進捗で変動するため、公式リリースを待ちましょう。
なお、『ファンタジー三国(Fantasy3K)』の話題に戻りますが、同ゲームコンテンツのティザーサイトは、年内に公開される予定となっています。こちらのブログでも続報があり次第、お伝えします。
コインニールのリブランディングに関する記事