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仮想通貨TENET ステーキング方法 | TENETステーキングのメリット
仮想通貨TENETのステーキングが始まりました。3つのフェーズに分かれており、段階的にバージョンアップします。
初期参入の優位性についてはよく分かりませんが、気軽に参加できる仕様であり、私も参加しています。
本記事では、TENETステーキングの特徴や参加方法について解説します。
TENETステーキングの特徴
仮想通貨TENETは、リキッドステーキングを実現することで、ステーキング報酬と流動性の両方をユーザーに提供することができるプロジェクトです。
リキッドステーキングとは、仮想通貨を一定期間預けることで、見返りとして報酬を得る仕組みのことです。
しかし、一般的なステーキングでは、預けた仮想通貨はロックされてしまい、動かすことができなくなります。これは、ユーザーにとって不便であり、機会損失にもなります。
TENETでは、この問題を解決するために、Liquid Staking Derivatives(LSDs)という特殊なトークンを発行します。
LSDsは、ステーキングした仮想通貨に対応するトークンであり、流動性を持ちます。つまり、LSDsは自由に取引や移動ができるので、ステーキングした仮想通貨を固定しなくてもよいのです。また、LSDsはステーキング報酬も受け取ることができますので、利回りの機会も逃しません。
但し、フェーズ1~フェーズ3まであり、現在はまだフェーズ1が始まったところです。(2023年5月30日現在)くわしくは、公式からのアナウンスを確認することをお奨めします。
TENETステーキングに参加するメリット
Tenetは、最もリテール(平たくいうと少額決済)に適した暗号のオンランプであるEvaを通して実現した、ステーキングのための新しいモデルを持っています。
Tenetのステーキングは段階的に開始され、各段階ごとに報酬の形態が増加します。一度ステーキングすれば、Tenetのエコシステム全体から報酬を得ることができます。
TENETステーキングで使うウォレット
TENET ステーキングは、MetaMaskまたはTrust Walletを使って行います。それ以外でもEVMに対応したウォレットであれば何でもOKです。
本記事ではメタマスクでのやり方を解説します。
まだウォレットをお持ちでない方は、PC環境であれば、Chromeウェブストアからメタマスクをダウンロードしてセッティングしてください。他のブラウザ、例えばBraveにも拡張機能をダウンロードすることができます。ここではセッティング方法は割愛します。
EVMに対応したウォレットとは?
EVMに対応したウォレットは、イーサリアムのスマートコントラクトを利用できるということです。
EVMとは、Ethereum Virtual Machineの略で、イーサリアムのブロックチェーン上でスマートコントラクトを実行する仮想マシンです。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で自動的に実行されるプログラムのことです。EVMは、スマートコントラクトの実行に必要な計算資源や手数料を管理する役割を持ちます。
TENETステーキング 大まかなフロー
先ずは大まかな手順を述べます。
- MetaMaskウォレット(またはTrust Wallet)を準備します。
- TENETは、Bybitなどの仮想通貨取引所で購入します。
- MetaMaskでTENETをステーキングプールに預け入れます。
- ステーキングプールからLSDsを受け取ります。
以上でTENETのステーキングが完了です。LSDsはTrust Wallet内で管理できますし、他のユーザーと取引や移動も可能です。
TENETステーキングのフェーズ
仮想通貨テネットのステーキングは、3つのフェーズに分かれていますので、フェーズ毎に説明しましょう。
前述したように、Tenetのステーキングは段階的に開始され、各段階ごとに報酬の形態が増加します。一度ステーキングすれば、Tenetのエコシステム全体から報酬を得ることができます。
TENETステーキング Phase1
- TENETをステークし、トレーディングNFTを獲得します。(確実にファームできる訳ではなく、どうやら抽選のようです。)
- EVAウォレット上でトレーディングNFTを使って、Trade2Earnします。
Trade2Earnという概念はよく分かりませんし、以下の原文をどう解釈したら良いか不明のため、実際にやってみる段階になったら判るだろう程度です。すみません。
Put your farmed NFT to work (early adopter incentive) or sell it to Eva users.
Trade2earn enabled industry’s biggest perp DEX. Now, it will empower adoption of LSDs and Eva.
TENETステーキング Phase2
ステーキングをve-economicsに拡大する。
Di-PoSの検証により、主要なガストークンのLSDがテネットを確保できるようになります。
LSDは競争力があります。プロトコルは$TENETのステーキングに賄賂を提供することで、Tenetブロックの報酬を競う。(直訳したら賄賂になるので、仕方ない)
長期的なステークは、より高い報酬を得ることができます。
TENETステーキング Phase3
Evaは、量販店のオンチェーン活動をシームレスでスキルレスなものにし、Tenetを世界初の学習曲線を取り除いたネットワークにします。
Evaは、決済、DeFi製品、NFTサービスなど、ユーザーが行うすべてのインタラクションから収益を得ることができます。
手数料はTENETのステイカーに支払われます。
あんたさぁ、直訳コピペしてるだけじゃん。(読者のみなさん、ちょっと難しいわ。ごめん)
TENETステーキング方法・やり方
ここから使う画像はすべてPC画面をキャプチャしたものです。
TENETステーキング(CMCから追加)
Bybitなどの取り扱い取引所で購入したTENETトークンをMetaMaskに送金するに際し、Tenetネットワークを事前に登録します。
上記のように、コインマーケットキャップの該当ページにアクセスし、「Add to MetaMask」をタップして、コントラクトアドレスを追加します。数クリックで完了するので、手動で追加するのと比べとても楽です。
TENETステーキング(手順1)
ここからは、MetaMaskでネットワークを手動追加する場合の手順です。既に追加済みの方は飛ばして読んでください。
メタマスクにTENETネットワークを手動で追加します。デフォルト表示の「イーサリアムメインネット」をクリックし、「ネットワークを追加」に進みます。
TENETステーキング(手順2)
追加するネットワークの候補リストにないときは、「ネットワークを手動で追加」に進みます。
TENETステーキング(手順3)
いわゆる「カスタムネットワーク」の登録項目が並んでいます。
公式サイトのTenet Mainnetのページに記載されている内容を登録します。
※TENETメインネットをメタマスクに追加する際の登録内容
Network Name(ネットワーク名): Tenet Mainnet
New RPC URL(新しいRPCとURL): https://rpc.tenet.org
ChainID(チェーンID): 1559
Symbol(通貨記号): TENET
Explorer(ブロックエクスプローラーURL): https://tenetscan.io/
上記の項目を入力し、保存(Save Network)をクリックします。
TENETステーキング(手順4)
ネットワーク「Tenet Mainnet」が追加されたことを確認しましょう。
TENETステーキング(手順5)
- Bybitなどの仮想通貨取引所に保有しているTENETをメタマスクに送金してください。
- すぐに着金します。ウォレットへの入金を確認したら、staking.tenet.orgにアクセスします。
- ウォレットを接続して、TENETメインネットにいることを確認します。(Ethereumチェーンでも問題ないです)
- acceptボタンをクリックしてウォレットを受け入れます。
- 使用するステーク額を入力します。
- 以下の画像のようにエントリー欄等に数値が反映されてたらステーキング成功です。
私は、5247TENETをステーキング中です。ステーク開始時で1,200ドル分のTENETをステーキングしていることになります。
くじでNFTを獲得するため運任せですが、より多くのトークンをステーキングすることで応募数(エントリー数)が増え、当選確率が向上します。
24時間以内にかけられたトークン100枚につき1回の応募となります。例えば、2,000トークンを賭けて、20回分のエントリーを獲得するとします。毎日20回のエントリーができるので、14日間賭けていれば、280のエントリー数になります。
上記の画像のようにステーキングダッシュボードでステーク数に応じたエントリー量を確認することができます。
スマートフォンでSTAKINGする場合は、ウォレットのdAppブラウザを開いて、検索ボックスにstaking.tenet.orgを貼り付けて進めてください。
TENETステーキング フェーズ1の報酬
EVAウォレット内でトークンを稼ぐことができる限定NFTが抽選で当たるようです。
抽選会は2週間ごとに開催されます。次の抽選までのカウントダウンはステーキングページで確認できます。
抽選でNFTを獲得できるかどうかは運に左右されますが、より多くのトークンをステークするとエントリー数が増え、勝つ確率が向上します。
合計10,000個のユニークな限定版NFTが配布されます。一つのウォレットは、抽選ごとに 5 つを超える NFT を受け取ることはできません。
いつでもステーキングを終了できますが、終了すると、エントリーは適用されません。
「Unstake」をクリックすると、14 日間のクールダウン期間が始まります。タイマーが完了するまで待つか、早期引き出しの場合は 16% のペナルティを支払うことができます。
クールダウン期間中もアンステークをキャンセルして、蓄積されたエントリーを取り戻すことができます。これは注意が必要ですね。
さて、「早めにステーキングしておいて良かった!」という結果になれば良いですね。
TenetステーキングでNFTを獲得した後にすること
当選したNFTをClaim(請求)しますが、何もしなければ、獲得したNFTを確認することはできません。メタマスクにインポートするには、いくつかの手順を踏む必要があります。
NFTをインポートする手順
- ホーム画面でNFTタブに切り替え、TENETネットワークに接続していることを確認します。
- NFTのインポートを選択します。
- NFTに次の契約アドレスを指定します:0x9a2b5a79c772bd471951b572644fae23ba53bf2c
- NFT IDも入力する必要があります。ID は請求したトランザクションに記載されています。
- インポートを選択すると、メタマスクに表示されます。
NFT IDの取得方法
- tenetscan.ioにアクセスします:https://tenetscan.io/
- あなたのウォレットアドレスを検索窓に入れて検索します。
- 獲得したNFTをクレーム(請求した)トランザクションを検索し、あなたのIDを見つけます。
例えば、トークンID [123] SCANと記載があると思いますが、123がIDです。
今まで参加してきた他プロジェクトのステーキングやマイニングは、参加したこと自体を後悔するような苦い経験しかありません。そろそろ成功体験が欲しいところです。