- コインニール部は編集者の管理のもと、独自に定めた編集ポリシーに基づき記事を制作しています。また本記事では金融庁や消費者庁、日本暗号資産取引業協会の情報を把握したうえで、読者にとって関心が高いと独自判断した内容を掲載しています。
コインニール日本支社CEOの声明(2021年3月25日)
セミナートークと実態の乖離が拡がり続けています。
根拠が薄いセミナートークにより信用が剥離してしまいました。
ユーザー心理が理解できないならNPSを活用すれば良いのに。
本記事は、コインニール部の「日本市場担当CEOであるJongHo Woo氏(ジョンホ・ウー氏)の声明」に関する内容となります。
月利改善計画ってなんだったん?
また怒られますヨ
統計上、一喜一憂する人はお金持ちになれないのデス
そんなこと言われても底値が見えない状態で原資回収見込みが立たないのは困るのよ
コインニール日本支社CEOウー氏の声明
2021年3月25日 14:29にLINEオープンチャットで声明がありました。
コインニールは中上位取引所
たまに間違った情報を書く方がいらっしゃってお知らせします。
1. coinealは中上位取引所です。現在、当社の取引所だけのユーザーを保有している取引所はほとんどありません。取引所は、ほとんどのユーザが確保された状態なので、新規ユーザを誘致することを最優先としています。
COINEAL JAPAN CEO 声明1
散々セミナーで聞かされてますが、「世界でもトップクラス」と聞かされていました。ですので“間違った情報”の発信元は、セミナー講師陣、あなたのお仲間ではないでしょうか? ユーザーに転嫁するのは可哀そうです。
コインニールのCMC評価における正当性
2. coinmarketcapは現在公平性がありません。私自分のパートナー社がcoinmarketcapとパートナーですが、現在のバイナンスがすべてを決定しています。たとえばcoinealより流動性や訪問、取引金額が低いが、高ランクの取引所があることを見ることができます。その情報の測定基準は不明で参考のために確認することをお勧めします。基準となる内容も頻繁に変更されで継続的に更新が必要な作業になってます。
COINEAL JAPAN CEO 声明2
クリプト業界のグローバルスタンダードであり、リーディングカンパニーであるBINANCEが業界の健全な発展のために買収したベンチマークサービス、それがコインマーケットキャップです。
コインニールに求めたいディスクローズ
もし公平性がないと主張されるなら、自社でディスクローズすると良いと誰もが思うはずです。ぜひ情報開示してください。
測定基準を開示すると対策されますので、新たな不正とのイタチごっこになります。ですからそれに言及しても仕方ないと思います。Googleの検索アルゴリズムも同じです。アルゴリズムの詳細を明らかにすると対策されてユーザーの検索の意図と違う方向に走ってしまうので非開示なのです。それと同じです。
3. cnvの取引量と価格の上昇は関係がありません。取引多いのは、ユーザが多いことを意味で価格が上がるという証拠はありません。他の有名なプロジェクトにも取引が多い低価格を維持するプロジェクトもあります。売買を合わせたものが、取引量だからです。
COINEAL JAPAN CEO 声明3
これについてはその通りです。
4. cnvは、現在使用先がないため、サービスを増やす中です。単純なマイニングだけで価格が上がって行くべき理由がないことcoinealはよく知っています。そのため取引所での使い道、取引所外の使い道を増やすために、複数の企業とミーティングしています。
COINEAL JAPAN CEO 声明4
大いに期待しています。「面白いプロジェクト」であることは誰もが認めるところなので、楽しみに待ちます。
コミュニティのマイナー方達が心配あることを知っていますが取引所を信じてください。
単にバイベクに使用した金額だけで14億円以上を純利益に可能であることを認知していただければ取引所の底力は理解することができるものと思われます。これから追加になるサービスはまだまだいっぱいありますので純粋にユーザーが増えるほどcnvの価値の上がると思います。
coinealとcnvを信じて頂いていつもありがとうございます。
COINEAL JAPAN CEO 声明5
信じたいが信用低下を招いている原因は、運営側にありますから、まずはそれを自覚してください。
バイバックに使用した金額だけで14億以上? ここのくだりは重要なことを表明しているようですが、日本語がおかしいので残念ながら伝わってないですね。あらためて説明してほしいなと思います。
コインニールの業務改善課題
直近のファンダメンタルズが目白押しだったので、期待していた人も多いことでしょう。
- 3/20正午からステージ2に移行
- 3/23より新報酬プラン解禁 そして+200日はCNV限定に戻す
- 3月末までにトークン買い戻し(2m〜5m USDT、進捗は不明)
- 4月末までに約300万hashを買い戻し(現在87.7万hashが完了、約30%)
これらからブル相場が期待されましたが、またしても期待外れに終わっています。
しかし、3と4はまだ完了していないでしょうから、これからの影響と完了後の報告について楽しみが残っています。
業務改善課題1
仮想通貨は、リスクの伴う投資性の高い商品であるため、ユーザーを保護するために資金決済法に基づき、法令を遵守した信頼性のあるセミナー内容、セールストークにすべきです。たとえ日本で登録を受けていない海外の事業者であっても継続的に事業拡大したいのであれば、もっと意識しましょう。事実と異なる誇張や根拠のない煽りさえ排除すれば、価格変動に対してとやかく云われることも無くなりますしね。団体に所属してなくても業界自主規制の枠組みで活動して欲しいです。
業務改善課題2
公式リリースは漏れなく行いましょう。オフィシャルサイトにSNSチャンネルのリンクが設置されてて不定期でチェックしていますが、CNVマイニングに関しては、最初のローンチ以外は日本でしかリリースされていません。日本のプロジェクトであり、グローバルプロジェクトと謳ってるが実体が伴っていません。そういう不都合な事実はちゃんと隠してほしいので、せめてジェスチャーだけでも良いから全てのチャンネルで告知しましょう。
CNVマイニング減少期でステージ2に移行したときは酷い有様でした。告知されたのは、オープンチャットのコミュニティだけ。これはちょっと酷くないですか?Coineal社が威信をかけて推進するプロジェクトと言っておきながら自ら嘘にしています。あたかもCNVマイナーは2,000人程度で日本人だけしかいないかのような運営の振る舞いは、普通に失望させるのではないでしょうか。
そのせいで私もやる気をなくし、予め用意していた下書き状態の記事を3本削除しましたよ。
真面目にちゃんとやってください。一通り業務改善したら応援してもよいです。何度も言いますが値動き自体は問題視していません。期待させるなら結果を出せ、結果を出せないなら期待感を煽るなという当たり前のビジネスモラルの話しです。モラルハザードによる損失はCoineal社にとって大きなダメージになります。
コインニールに対する市場評価
コインニールの市場評価は、チャート以外でもチェックする方法があります。例えばSimilarWebなら無料のChromeアプリで誰でもカンタンにチェックできます。
対象月 | セッション数 |
---|---|
2020年9月 | 636.63K |
2020年10月 | 375.61K |
2020年11月 | 336.92K |
2020年12月 | 461.15K |
2021年1月 | 302.25K |
2021年2月 | 176.71K |
コインニールのwebセッション数は半年前と比較して28%であり、72%のセッションを失っています。11月から12月に日本市場で盛り上がりましたが年末の暴落から急落しており、グローバル市場での競争力低下がみてとれます。
Similarwebのトータルビジットの定義は、「セッション数」であり、訪問者のアクセスを1カウントと計算します。
30分以内に離脱と訪問を繰り返しても1カウントのままです。つまり30分以上非アクティブになるまでカウントは同じです。逆に言うと30分以上経過後に同一ユーザーが再びアクセスすると、それは新規訪問としてカウントされます。
従って、ユニークユーザー数ではなく、あくまでもセッション数の計測です。
今の時代は誰でもデータ分析できるので、投資家(ユーザー)も賢くなっていると言えるでしょう。
ユーザーを舐めないほうが良い。
hashバイバック&バーンを3月~4月で300万ハッシュ行うとの告知に対して、現在の進捗は30%と芳しくありません。そして、CNV現物のバイバックを3月中に約2m〜5m USDTの規模で行うとのことでしたが、価格に影響ありません。後者の現物バイバックは、2月の重大発表時は6月と8月に予定され実施前の+20ドルと+30ドルを「※価格と月利は参考値です」という注意書き付きで盛大に煽ったのは運営です。現物を売らなければシミュレーション上は全て月利45%になると根拠のないプレゼンを許容したのは運営です。もちろん鵜呑みにした視聴者はごく一部ではありますが、これらの軽はずみな行為がブーメランになっているのが実態ですね。(エビデンスのプレゼン画像)