- コインニール部は編集者の管理のもと、独自に定めた編集ポリシーに基づき記事を制作しています。また本記事では金融庁や消費者庁、日本暗号資産取引業協会の情報を把握したうえで、読者にとって関心が高いと独自判断した内容を掲載しています。
COINEALユーザーを対象にしたアンケート調査結果のお知らせ
コインニール部がCNVマイニング参加者を対象に独自に調査した結果をリリースします。
コインニール部 アンケート調査概要
ユーザーレビュー調査背景
Coineal(コインニール)取引所は、FCoinなど他取引マイニングの仕組みを改良できる勝算をもって設立されました。リスティングのラインナップが乏しく、特長もないことから会員数の割にアクティブユーザーが少なく苦戦していましたが、自体初のマイニングトークンとしてCNV(コインニールバリュー)コインがリリースされました。初期段階は順調で取引所の成長戦略として順風満帆と思われましたが、早くも苦戦中です。
そのような状況下で、投資家の皆さんはCNVの今後をどう捉えているのか?また不安要素は何なのかを調査するためにアンケートを実施しました。
ユーザーレビュー調査概要
【調査概要】
調査期間 : 2021年2月23日(火)~ 2021年3月11日(木)
調査方法 : WEBアンケート調査(サービスや企業に対する信頼性、満足度や今後の期待値)
調査対象 : コインニールのCNVプロジェクトに投資しているユーザー 23名
ブログアクセスはCNVが好調だった時は1日最大400人のアクセスがあったため、不調でアクセスが低迷しても100件はすぐに回収できるだろうと思っていましたが、見込みが甘かったです。17日経過しましたが、回答いただけたのは23人でした。ご回答いただきました皆さんには感謝しております。ご協力いただき誠に有難うございます。
【調査結果のサマリー】
- CNVプロジェクト総合評価は7割以上の人が不満に思っている。
- 運営企業やPJT管理者、情報開示などの信頼性や満足度は決して高くないものの、不満が特別大きい訳ではなく、マイニング報酬やトークン価格に対する不満の現れに留まっている。
- とりわけCNVマイニング報酬に対する不満が6割ほどと印象が強い。
- 但し、CNVプロジェクトの今後に対しては実に9割以上の投資家が期待している。
- 強い期待感は維持しており、目前のリリース材料に対しては好意的イメージがあるものの、秋以降の先物取引やバイナリー取引に対しては、まだ先の話しでもあり視野に入っていない様子が窺える。
- 期待感はあくまでも希望であり、現実的に原資回収に対しては不安が大きい。
CNVプロジェクトの総合評価について
7割以上の投資家が、総合的に不満を持っている。
COINEAL信頼性調査について
COINEAL(コインニール社)に対する信頼性
コインニール取引所に対する信頼は、可もなく不可もなくといった調査結果が出ている。
CNVプロジェクト管理者に対する信頼性
一部の根強いファンの存在が認められる。マーケティング課題を解決すれば強い支持が得られる可能性がある。
COINEAL満足度調査について
セミナー講師に対する満足度
パワーワードが多すぎる点は改善すべきであり、根拠の薄い煽りやセールストークが信頼性のあるトーン&マナーに改善されるとプロジェクトの進行が円滑になるため、重要なファクターと思われる。(日本国内ではオフィシャルなセールス活動は規制されており、アフィリエイターによる紹介活動に限定される背景がある。)
ディスクローズに対する満足度
予想通り満足度は高くない。実状的に日本ローカルプロジェクトのようになってしまっており、海外ユーザーに対する情報発信が極端に少ないのは市場ニーズがないことを裏付けている。そして、公式オープンチャット主体で資料の更新頻度や質も低い。ウェビナー参加者200人程度にのみ告知されてPJT管理者が仕事した気になっているため、情報開示はほぼ機能していない。だが、筆者が思うほど調査結果からは大きな不満が出ていないことが読み取れる。
CNV価格に対する満足度
短期目線と長期目線が混在しているなかで、順調とはいえないものの現物価格に対する不満は想像されているほど大きくない。
CNVマイニング報酬に対する満足度
CNVマイニング報酬に対して6割のユーザーが不満に感じている。
満足度調査結果を棒グラフで並べた結果
総じて5点や4点が少ないが、特にCNV価格とそれに連動したマイニング報酬に対する不満が大きい。暗号資産の投資商品であるがゆえに該当2項目が信頼性や満足度に大きく影響している。
CNVプロジェクトに対する期待値
CNVプロジェクトの今後に対する期待値
CNVプロジェクトの今後に対しては7割以上の投資家が期待していると回答した。
トレンド転換が期待できるファンダについて
目前に迫ったファンダに対して期待感を持ってる人が多く、夏以降の材料についてはまだ無反応といえる。該当者がおらず記載していない項目は、秋以降にリリース予定の先物取引とバイナリー取引の2項目。
原資回収できそうか
総じて不安視が多いので、多くの投資家が安心できる状態に改善されると雰囲気や売買気配が変わると思われる。
マイニングハッシュのバイバックは誰を保護すると思いますか?
ウェビナーでは大口投資家と一般投資家をあたかも二律背反の関係であるかの如く語られていた点は筆者にとって大きな違和感であった。ビジネス上、大口投資家の保護が最優先であることは当然である。ただ、大半の一般的な小口投資家は事業成長に欠かせない重要な役割を担っている。プロジェクト管理者は二枚舌を使う必然があったのだろうか。
CNV投資家の意見
Coineal(コインニール)のサービスに対するアンケート調査にご協力いただき、意見をくださった方々には重ねてお礼申し上げる。この章ではCNV投資家のユーザーレビュー(評価・感想)をご紹介する。
CNV投資家でありアフィリエイターでもある筆者にとっても耳が痛いご意見だ。運営が投資家に対して真摯に寄り添う意志を見せればもっと協力できる点はあるかもしれないが、このブログで何度か吐露しているようにPJT管理者の発信する情報の質は低すぎるため、市場におけるバランスを取る役割を担いたいと思っている。
現在の売り圧の正体は、紛れもなくCNVマイニング報酬である。現物をHODLする利点としてステーキング等のプロダクツが準備されているので、課題解決には取り組んでいるようだ。
確かにトレード、取引市場における原理原則に過ぎないのであって、取引所運営企業や機関投資家、一般投資家の誰も非難対象ではない。自然現象である。
これには苦笑するが、国内のマーケティング活動は法規制により制限されているため、日本初のあらゆるPJT運営者は、時間を持て余すことがある。特に集金活動が一段落すると、各自が副業に精を出すのはよくみる光景である。この業界は狭くプロジェクト同士の横のつながりは強い。WeWorkのようなフレキシブルなオフィス空間に入居しているケースがほとんどのため、彼らの情報交換はとても活発であり、新ネタも月に10本~20本は情報共有される。
CNVトークンをバイバックしても数週間で元に戻る傾向があり、HODLするメリットが機能リリースされない限り根本的解決は見込めないであろう。CNV投資家が快眠できる日は来るであろうか。
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最後まで読んでいただき有難うございました。コインニール部は専門ブログとして多くの記事を掲載していますので、サイトマップから探していただけると嬉しいです。その他ご意見等ありましたら掲載しますので気軽にお声がけください。なお、Coineal(コインニール)暗号資産取引所のあらゆる金融商品は元本割れのリスクがあり、本ブログでは投資を何らお勧めすることはありません。※アフィリエイト活動は行っています。