- コインニール部は編集者の管理のもと、独自に定めた編集ポリシーに基づき記事を制作しています。また本記事では金融庁や消費者庁、日本暗号資産取引業協会の情報を把握したうえで、読者にとって関心が高いと独自判断した内容を掲載しています。
AI予測によるBTCトレンド分析 7月2日
このBTCチャート分析によるAI予測は、BybitのAIツールまたはBingチャットを使っています。
Bybitで無料口座開設してユーザーになると、無料で使えるツールです。興味のある方は気軽に試してみると良いと思います。
BTCの相場分析について、テクニカル分析とオンチェーンデータの分析を行ってみました。以下に結果をまとめます。
今日はAIの調子がマシのようだわ
ちゃんと学ばないと意味がないですよ
テクニカル分析
まずは、2023年7月2日現在のBTCUSDTチャートについて、テクニカル分析を行いました。以下の画像は、TradingViewから取得したものです。
チャートからわかることは以下の通りです。
- BTCは下降トレンドにあり、下降トレンドラインと水平サポートラインの間で推移しています。
- BTCはボリンジャーバンドの下限を下抜けし、オーバーソールドの状態にあります。
- MACDはベアクロスを示し、ヒストグラムもマイナスに拡大しています。
- RSIは30以下であり、やはりオーバーソールドの状態を示しています。
- 出来高は減少傾向にあり、売り圧力が強いことを示しています。
これらのことから、BTCは短期的には下落傾向が続く可能性が高いと考えられます。しかし、オーバーソールドの状態が長く続くと、反発する可能性もあります。その場合は、下降トレンドラインやボリンジャーバンドの中央線が強いレジスタンスとなるでしょう。
オンチェーン分析
次に、オンチェーンデータのオープンインタレスト、ファンディングレート、未決済建玉、資金調達率、ロング/ショート比率について詳しい分析と解説を行いました。以下の表は、CoinGlassから取得したものです。
シンボル | 価格 | 資金調達率 | 取引高(24時間) | 未決済建玉 | ロング(4h、%) | ショート(4h、%) |
BTC | $30,641.2 | 0.0095% | $26.92B | $14.58B | 50.39% | 49.61% |
表からわかることは以下の通りです。
- BTCの資金調達率はプラスであり、ロングポジションが多いことを示しています。これは上昇圧力があることを意味しますが、同時にロングポジションが清算されるリスクも高まります。
- BTCの取引高は減少傾向にあり、市場参加者の関心が低下していることを示しています。これは価格変動が小さくなることを意味しますが、同時に大きな動きに備える必要もあります。
- BTCの未決済建玉は増加傾向にあり、市場参加者のポジションが積み上がっていることを示しています。これは価格変動が大きくなることを意味しますが、同時に清算の影響も大きくなります。
- BTCのロング/ショート比率はほぼ均衡しており、市場参加者の意見が分かれていることを示しています。これは価格の方向性が不明確であることを意味しますが、同時にどちらかに傾くと急激な動きになる可能性もあります。
これらのことから、BTCはオンチェーンデータから見ても下落傾向が続く可能性が高いと考えられます。しかし、オーバーソールドの状態やロングポジションの多さから、反発する可能性も否定できません。その場合は、未決済建玉やロング/ショート比率の変化に注意する必要があります。
オンチェーンデータの組み合わせで予測できること
オンチェーンデータの組み合わせで予測できることは以下の通りです。
- 資金調達率と未決済建玉の組み合わせで、市場参加者のポジションの偏りや清算のリスクを把握できます。資金調達率がプラスで未決済建玉が増加している場合は、ロングポジションが多く、価格が下落すると清算されやすいことを意味します。逆に資金調達率がマイナスで未決済建玉が増加している場合は、ショートポジションが多く、価格が上昇すると清算されやすいことを意味します。
- 資金調達率とロング/ショート比率の組み合わせで、市場参加者のポジションの傾向や逆張りのタイミングを把握できます。資金調達率がプラスでロング/ショート比率が高い場合は、ロングポジションが圧倒的に多く、価格が上昇しやすいことを意味します。しかし、あまりにも高すぎる場合は、逆張りのチャンスもあります。逆に資金調達率がマイナスでロング/ショート比率が低い場合は、ショートポジションが圧倒的に多く、価格が下落しやすいことを意味します。しかし、あまりにも低すぎる場合は、逆張りのチャンスもあります。
- 未決済建玉とロング/ショート比率の組み合わせで、市場参加者のポジションの強さや方向性を把握できます。未決済建玉が増加してロング/ショート比率が高い場合は、ロングポジションが強く、価格の上昇トレンドが継続する可能性が高いことを意味します。逆に未決済建玉が増加してロング/ショート比率が低い場合は、ショートポジションが強く、価格の下降トレンドが継続する可能性が高いことを意味します。
BTC価格のトレンド予測
テクニカル分析とオンチェーン分析から総合的にBTC価格のトレンド予測を行ってみました。以下に結果をまとめてお伝えします。
現在のBTC価格は約30,000ドルであり、下降トレンドにあります。テクニカル分析からは、下降トレンドラインやボリンジャーバンドの下限が強いレジスタンスとなり、オーバーソールドの状態からの反発も限定的であることがわかります。オンチェーン分析からは、資金調達率がプラスで未決済建玉が増加しており、ロングポジションが多く清算のリスクが高いことがわかります。また、取引高は減少傾向にあり、市場参加者の関心が低下していることがわかります。
これらのことから、BTC価格は短期的には下落傾向が続く可能性が高いと考えられます。しかし、オーバーソールドの状態やロングポジションの多さから、反発する可能性も否定できません。その場合は、未決済建玉やロング/ショート比率の変化に注意する必要があります。
中長期的には、BTC価格は上昇トレンドに転換する可能性もあります。テクニカル分析からは、逆三尊の形成やMACDのゴールデンクロスなど、上昇トレンド転換のサインが出る可能性があります。オンチェーン分析からは、資金調達率がマイナスに転じたり、未決済建玉が減少したりすることで、ショートポジションが減り、価格が上昇しやすくなる可能性があります。また、取引高が増加傾向に転じることで、市場参加者の関心が高まり、価格変動が大きくなる可能性があります。
これらのことから、BTC価格は中長期的には上昇トレンドに転換する可能性もあると考えられます。しかし、下降トレンドラインやボリンジャーバンドの中央線など、強いレジスタンスを突破する必要があります。その場合は、資金調達率やロング/ショート比率など、市場参加者のポジションの傾きに注意する必要があります。
以上が私のBTC相場分析です。この分析はあくまで参考程度にしてください。最終的な投資判断は自己責任で行ってください。また、この分析は2023年7月2日現在のものであり、時間経過によって変化する可能性があります。定期的に最新のデータをチェックすることをお勧めします。