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gmはデフレトークン | 減少していく供給量のメカニズムを解説
gm総発行量1兆のうち、初期段階で半分の5,000憶がブラックホールアドレスに入れられたことは理解していました。
ところがgm-burn botといった公式テレグラムがあったり、gm.toolsといった統計ページが出来たりと、どうやら変動するようです。
gmトークンのバーンメカニズムの仕組みについて確認したいと思います。

まず供給量の単位からして難しいわ



コミュニティで出てくる1Tは、1兆、one trillionです。500Bは、5,000憶、500billionです。
gmのトークンバーンの仕組み


この記事でわかること
結論を先に伝えますと、この記事では以下のことが理解できます。
- gmトークンはUniswapで購入されるごとに1%がバーンされます。
- gmトークンは供給量が徐々に減少するデフレトークンです。
- 2021年1月17日に訂正しました。



今まで保有したトークンの中で「希少価値が~」みたいな謳い文句は耳にタコができるくらい聞かされたけど、市場に出回る数量が減っていくのはプラス材料ね♪
バーンとは
token burnとは何であるかをおさらいしましょう。
- バーンとは
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暗号通貨の発行主体が発行済みのトークンを燃やす(burn、燃焼)して、市場に出回るトークン数を減らすことです。バーンすると永久的に使えなくなります。もちろん実際に火をつける訳にはいかないので、比喩表現ですね。
発行枚数に限りがあるトークンをバーンすると、市場流通量が減るので、そのトークンの希少性が上がることになります。
- トークンバーンの例
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トークンバーンの代表格といえば、BNBが有名ですね。Binance Blogのレポートを参照するホルダーは多いことでしょう。参考までに、こちらは第17回BNBバーンのブログです。
それ以外でもXLM(ステラルーメン)やETHのハードフォーク「ロンドン」など、探せば色んなトークンがバーンしていますが、それらの燃焼スパンは継続的なものではなく、単発や不定期なケースが多いです。
Vitalik Buterinが独断で保有するSHIB(柴犬コイン)を大量にバーンした時も話題になりました。
Uniswapでの購入が対象
詳細を把握しきれていなかったため、2022年1月17日にこの段落を追記し、訂正します。私ではない別のhiroさんからのご指摘で判りました。
トランザクション・バーンの対象は、売買両方の “buying and selling transactions”と勘違いしておりましたが、 購入のみでした。
そして、対象は取扱いDEX全部でのトランザクションと思っていましたが、Uniswap限定でした。従いまして、正しい情報は下記になります。
gmトークンはUniswapで購入されるごとに1%がバーンされるデフレトークンです。
当該部分は、公式コミュニティで”1% tax”と言われています。
この重要なメカニズムについて、”1% on every tx”というシンプルすぎる表現だと、CEXかDEXかを問わずに、またbuying and selling transactions(売買取引の両方)も対象であるかのような印象を持つかもしれませんね。
実際の仕様は厳密に言いますと”1% on Uniswap’s every buying tx”が正しい言い回しとなります。Uniswapでの購入の1%のみがバーンの対象なのです。



完璧に理解した!
gm統計ページ
gmツールズをチェックしよう
12月9日に運営チームが統計ページを作りましたので、紹介しましょう。こちらがそのときの公式ツイートです。
このgmツールでは、様々な統計情報と併せて、正確なバーンの詳細をリアルタイムで確認することができます。
\ リアルタイム統計情報 /
本日時点の各数値を記録
筆者は「あの時は、まだこうだった」と過去を振り返り比較することが結構好きだと気付いたので、本日2021年12月10日11時10分(日本時間)の数値を表に記録しておくことにします。
概要(トークン規格) | ERC-20 |
gmバランス | 未反映 |
バーン済み数量 | 531,724,882,746 |
gm価格 | 0.00028326 |
時価総額 | 135,110,053ドル |
循環供給量 | 477,671,881,516 |
総供給量 | 1,000,000,000,000 |
24h取引量 | 22,498,908 |
24h最低/24h最高 | $0.0002573/$0.0003177 |
7d最低/7d最高 | $0.0002573/$0.0003177 |
最終更新 | 2021.12.10 AM11:10(日本時間) |
時価総額ランキング | 未反映 |
史上最高値(2021.11.12) | $0.00093125 |
市場最安値(2021.11.9) | $0.00003426 |


その他経緯のログ
初期段階
1兆のgmトークンが初期に発行(ミント)されました。
供給の50%がブラックホールアドレスに送られて「バーン」されました。
最初の1週間は、次のようなトランザクション手数料(tax)体系でした。1回の送金につき10%の手数料、2%の反映(50%が燃やされたので、これらの反映の半分はブラックホールに送られていました。)、4%のUniswap自動流動性ロック、4%のマーケティングウォレットへの送金に充当されました。
第2段階
1週間目以降はトランザクション手数料が1%になり反映は完全になくなりました。
現在、1%のtaxは、流動性機能がオフになっているコントラクトアドレスに蓄積されています(したがって、1回の送金で1%が燃焼します)。
コントラクトは、マーケティングウォレットに追加するための流動化ができなくなり、すべてのトークンがコントラクトアドレスでバーンされるようになりました。
該当コントラクトアドレス
gmバーンに関連するコントラクトアドレスは以下になります。
- バーンアドレス
- 初期50%バーンアドレス



gmトークンがデフレトークンであることが理解できました?



ちょっと難しいけど、デフレーション率が高まっていくメカニズムを知ることができたわ。
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